MTWE MTWE

今すぐ登録する


2020年9月22~24日
パリ・エキスポ・ポルト・ド・ヴェルサイユ(フランス、パリ

業界ニュース


欧州宇宙機関の大気観測衛星、センチネル-5Pの打ち上げ間近

大気中の微量ガスを観測する欧州宇宙機関の最新の衛星「センチネル-5P」がロシアのプレスツスク宇宙センターに送られ、10月中の打ち上げに向けた準備に入りました。



センチネル-5プレカーソル(S-5P)は大気観測専用の初のコペルニクスミッションで、既に軌道周回中の5基のセンチネル衛星に続くものです。



センチネル衛星群は欧州連合(EU)のコペルニクス環境モニタリングネットワークの中核を成し、コペルニクスは、政策立案者や市民、サービスプロバイダーに役立つ全世界の地表、海洋、大気の情報を提供します。



モニタリング計器

センチネル-5Pには最新鋭のTROPO地球観測計器(Tropomi)が搭載されており、

二酸化窒素、オゾン、ホルムアルデヒド、二酸化硫黄、メタン、一酸化炭素、そしてエアロゾルなどといった、いずれも健康と気候に影響を与える多数の微量ガスのマッピングを行います。



Tropomiは毎日2600㎞にわたる幅で地球全体のマッピングを行います。この新しいミッションから得られる情報はコペルニクス大気観測サービスを通じて大気質の予測や意思決定に活用されます。この衛星は2017年10月13日に打ち上げられるロコット発射装置で軌道まで運ばれます。



点検と試験

欧州宇宙機関のセンチネル-5P衛星および打ち上げ担当マネージャーのウィリアム・シンプソン氏はこう言います。「ここプレスツスク宇宙センターでは、英国からはるばる運ばれてきた衛星を素晴らしく健康な状態にしようとチームが準備万端で待ち構えていました。衛星が無事に到着したのは素晴らしいことです。



打ち上げキャンペーンは幸先の良いスタートを切りました。衛星の試験には欠かせない電気的および機械的サポート機器の梱包をまず解き、その後でクレーンを使ってセンチネル-5Pをコンテナから慎重に取り出しました。



所定の位置に設置後、まず最初に行う作業はスイッチを入れることでした。これはいつも緊張する一瞬です。ですからスイッチがカチッと入り、衛星のすべてが問題ないことがわかった時には笑顔が溢れ、歓声が上がりました。



現在、衛星とTropomi機器の両方で一連の点検を行っています。推進力チームが燃料の準備をしていますが、その後でロケットの上部に繋げ、保護ロケットフェアリングの中に格納します。



やるべきことはまだ山ほどありますが、今のところ順調に進んでいます」



2017年9月25日

- September 2017

ニュースに戻る